のだくま日記

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モンテッソーリ  【お仕事】

今回は、『円柱さし』のお仕事です!

モンテッソーリ教具『円柱さし』は、4種類あります!

のだくま保育園では、高さが一定で、太さが変化する円柱さしを使用しています。

大きさが異なる10個の円柱と穴‼︎

1つの穴には決まった円柱しか入らないようになっています。

円柱と穴の形状を見比べ、穴にピタッとはまる円柱を選ぶことで、子どもの見る力(視覚)を鍛えていきます。

🔴円柱さしは、モンテッソーリの数ある感覚教具(五感を育てる教具)です‼︎🔴

【円柱さしのねらい】

🔸三本指でつかむ動作を練習する

円柱さしのつまみは小さな球体になっているためにつまむ時に親指、人差し指、中指の3本を使います。

このつまむ動作は、お箸や鉛筆をつかむ力の基礎となります。

何度も円柱さしのお仕事を繰り返す事で、3本指でつまむ動作が洗練され、手先が器用になります。

🔸自ら誤りに気付く

10個の円柱がぴったり入る穴はそれぞれ1つしかありません。

正しい円柱を入れないと、穴の直径にぴったり合わなかったり、入れられなかったりします。

円柱さしは目で見て、自ら誤りだと気づく設計になっています。

円柱さしを使う時は3本指を使って円柱を何度も出し入れします。穴にぴったり入れるために円柱の角度を調整したりして、自然と指先がよく動くようになっていきました。

円柱さしを間違った穴に入れると、円柱さしと穴の大きさの違いを観察し、正しい穴に入れ直していました。

何度か繰り返すうちに事前に穴と円柱あしの大きさをよく確認するようになり、ピタッと正しい穴に入れられるようになっていきました。

とても集中して取り組んでいました。

円柱を抜いたり、穴に差したりするだけのシンプルな 教具 「円柱さし」。

シンプルなだけに「すぐに飽きてしまうのでは?」と思いきや、意外と人気です!

円柱には鉛筆と同じ太さのつまみがあり、親指・人さし指・中指の3本指でつまみあげる動作が、そのまま鉛筆を持つ時の握る方になります。

当てずっぽうに円柱を差し込んでいましたが、今では見ただけで間違えることなく円柱を差し込めるようになりました。

円柱さしをはめ込む時の「スポッ」が、子どもにとってはたまらないようです。

円柱を間違った場所に入れたままにすると、最後に穴に合わない円柱が必ず残るようになっており、間違えが目立ちます。

「どこが違ったの??」と一所懸命に間違った場所を探し始めます。

試行錯誤しながら、円柱すべてを差し込んだ時の「自分でできたっ!」という顔には、達成感で満ちていました♪

 

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